新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、
皆様におかれましてはご不安な日々をお過ごしのことと存じ上げます。
このような事態に直面し、私どもは「水」に関わる会社として、
皆様の日々に欠かせない生活水について、改めて正しくご理解いただくことで、
少しでも安心して日々を過ごしていただけたらと、考えております。
生活水への疑問
コロナ禍において、手洗いの重要性が改めて認識されるようになりました。
厚生労働省のHP(※)でも「手や指などのウイルス対策」として、手洗いが奨励されており、
手洗いによるウイルス除去効果の程度が示されています。
流水による手洗いだけでも、ウイルスの数は手洗い前の約1%程度まで減少し、石鹸やハンドソープを用いて10秒もみ洗いし、その後15秒流水ですすぐと手洗い前の約0.0001%までウイルスの数を減らすことができます。
では、手を洗う際には、皆様はどのような水をお使いでしょうか。
水道水や浄水は私たちが普段何気なく使う水ですが、こんなお声をよく耳に致します。
「それぞれの水にはどんな違いがあって、どのような場面に有効なの?」
「どんな場面でも、水道水ではなく浄水を使う方がよいのではないか」
生活に欠かせない水だからこそ、その用途について意識をされないことがあるようです。
水道水、浄水にはそれぞれに特徴があり、用途に応じて水を使い分けることが重要です。
※厚生労働省HP
「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ〉」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html
水道水の安全性
日々の生活で使わない日がないほどに身近な水道水。
その独特のカルキ(塩素)臭が気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このカルキ臭は、
水道水に殺菌のための塩素が含まれていることが原因です。
しかし、ご家庭の蛇口から出る水道水に含まれる塩素はごく微量であり、
そのまま飲んでも人体に影響はありません。
日本は世界でも有数の「水道水を飲める国」として知られています。
日本の水道水は、水道法で規定された51項目の厳しい水質基準を満たすことが求められています。
天然水の原料水基準が18項目ですので、
水道水は市販の天然水よりも厳格な管理のもと、各家庭へと送り出されていることになります。
水道水と浄水の違い
水道水と浄水の違いを一言でいえば、
“殺菌のための塩素(不純物)が入っているかどうか”です。
塩素の有無によって、水道水、浄水には以下のような大きな違いがあります。
水道水 | 浄水 | |
---|---|---|
塩素 | あり | なし |
特徴 | 殺菌・腐敗防止 独特の臭み(カルキ臭)を感じることがある |
まろやかで美味しいが、腐敗しやすい |
このような特徴をご理解いただき、水道水、浄水を次のようにお使い分けください。
水道水 | 浄水 |
---|---|
□ うがい、手洗い □ 洗い物 □ 長時間の保管 例)・水筒など直接口をつけるものに入れて持ち運ぶ ・冷蔵庫の製氷機に入れる※ □ 加湿器 |
□ 飲料水 □ 料理に入れる水 |
※機種により、浄水・市販の天然水等に対応しているものもございます。
用途ごとの製品ご提案
弊社ではご使用の目的やご予算に合わせて、
水道水の持つ殺菌力を活かす活水器「T.Nリアライザー」と、
塩素を含むJIS13項目を除去できる浄活水器「瑞葉」シリーズをご用意しております。
新型コロナウイルス感染症の1日でも早い終息を 弊社一同祈念しております。